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「古いETCが使えなくなる日」近づく!2022年問題について解説!
ETCの2022年問題をご存じでしょうか?
電波法関連法令の改正により、2022年12月1日から一部のETC車載器が使えなくなります。
対象となるのは2009年以前に技術基準適合証明(旧スプリアス認証)を受けて製造された一部のETC車載器となります。
全てのETC車載器が該当するわけではありませんが、今一度ETCをお使いの方はご確認を!
識別方法
① ETC車載器管理番号で識別
ETC車載器には個別に19桁の車載器管理番号が割り振られています。
先頭の数字が ”0” の場合 → 2022年12月1日以降は使用できません。
先頭の数字が ”1” の場合 → 2022年12月1日以降も使用できます。
②保証書で車載器管理番号を確認
③ETC車載器本体についている印を確認
車載器本体のカード差し込み口付近に「●●●」マークがあるかないか
「●●●」マークが ”ない” 場合 → 2022年12月1日以降は使用できません。
「●●●」マークが ”ある” 場合 → 2022年12月1日以降も使用できます。
車載器本体にETCロゴマークが印字されています
”「DSRC ETC」”のロゴマークがある場合 → 2022年12月1日以降は使用できません。
”「ETC 2.0」”のロゴと「■」マークが”ある”場合 → 2022年12月1日以降は使用できません。
”「ETC 2.0」”のロゴがあり「■」マークが”ない”場合 → 2022年12月1日以降も使用できます。
ETCの仕組みとして、左の図のように車載器と料金所アンテナの間で通信しています。
通信内容は
・入口情報(場所・時間)
・ETCカードの有無
・ETCカードの有効期限
・車の種別(車格・登録番号) など
ゲートを通過する短い時間でこれらの情報が1台1台やりとりされており
今回、「通信する際の車載器側から出す電波に規制がかかった」ということなのです。
電波は総務省が管理しており法律や規格の変化等に対応するため規制をしています。
もっと詳しく知りたい方は、総務省の「電波利用ホームページ」をご覧ください。
~まとめ~
2022年12月1日以降使えなくなる可能性があるETCの見分け方
初期型のETCで、車載器管理番号が
「0」から始まる19桁のもの。
「1」から始まる19桁のものは大丈夫。
車載器管理番号は、セットアップシートか本体にステッカーで貼ってあるので確認することができます。
両方確認できない場合はETCのロゴをご確認ください。
今回はETC2022年問題について解説しました。
その中でご不明点・ご質問等ございましたらコーリンオートまで問い合わせ・ご来店 大・大歓迎です。
また、ご予約いただければ、ETCの取り付け・セットアップもお受けしております。