その他お役立ち情報
梅雨入り前にやっておきたいクルマのメンテナンス
梅雨の時期は、私たちも同様、クルマも不調が出やすい時期です。梅雨入り前に整備・点検を実施して車両トラブルや運行不安を未然に防いでいきましょう。
1.おクルマの外まわり
〜クリアな視界の確保と安全性の向上〜
☑︎ワイパーの確認
ワイパーゴムは1年、ワイパーブレードは3年が交換の目安と言われています。動かしたり目視や手にとってワイパーゴムやブレードの装着状態まで確認してみましょう。
ワイパーゴムが通過する範囲で、水分が筋状に伸びたり滲んだりする拭きムラや、ワイパーゴムがガラスに引っかかる(ビビる)などの減少、目視でゴムに切れ目が発生しているなどは、ワイパーゴムの劣化の可能性が高いため交換が必要です。
☑︎ウォッシャー液の確認
雨が降っている場合は、ワイパーを動かすことでフロントガラスをクリアにしてくれますが、汚れを落としたい時に肝心のウォッシャー液がないと視界不良になり、無理にワイパーを動かすことで、ワイパーゴムの負担にもなりますので定期的に補充をしてください。
☑︎愛車のボティに撥水コーティング剤の塗布
梅雨時期に関わらず、愛車は定期的に洗車をしてボディを清潔に保ちましょう。雨滴に含まれる不純物がボディに付着して黒ずみを引き起こすことがあります。
更に梅雨・雨季の洗車はなかなか難しいので、愛車ボティに事前にコーティングを施工することも良いと思います。
2.おクルマの室内
〜快適な室内空間の確保と健康のため〜
☑︎エアコン機能の確認
【エアコンフィルターの掃除】
エアコンの清掃は燃費向上や健康リスク軽減につながります。梅雨に入る前に交換することをオススメします。
☑︎ 室内清掃
車内の異臭やカビ臭ささを解消する対処として以下も有効です。時間があればまとめてスッキリさせてみましょう。
【天日干しにして殺菌】
太陽光はカビの天敵です。フロアマットなど、直接太陽光に当てられるものにカビが繁殖した場合、天日干しをおすすめします。フロアマットに掃除機をかけて、水と洗剤で汚れを洗い流した後、直射日光があたる場所に置いて乾燥させましょう。
☑︎ バッテリーの確認
梅雨に入るとエアコンによる電気使用量が増えるため、バッテリーが弱っていると上がりやすくなります。車種によりますがバッテリー交換の目安は2年前後と言われています。通常は、点検記録簿やバッテリー本体、運転席ドア付近に交換日の目安が記載やステッカーがあります。こちらも確認・点検してみましょう。
☑︎ タイヤの溝の確認 〜スリップ事故の回避〜
雨の日に車を運転する際、タイヤの溝深さは非常に重要です。タイヤの溝が浅いと、安全性や制動距離に影響を及ぼす可能性があります。以下に、タイヤの溝深さについて詳しく説明します。
【スリップサインと溝深さ】
スリップサインは、残り溝の深さ1.6mmを示す目安です。タイヤがすり減ると溝がなくなり、スリップサインが出ます。法律で定められている使用限度は、残り溝深さが1.6mm以上であることです。スリップサインが1箇所でも出ると、法律で使用禁止とされています。
⚠影響⚠
溝が浅くなると、雨の日の高速道路などで排水性能が低下し、ハンドルやブレーキの効きが悪くなります。
特にハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。これは、タイヤが水膜によって浮いてしまう現象で、ハンドルやブレーキが効かなくなります。
⚡️点検と注意点⚡️
定期的にタイヤの残り溝をチェックしましょう。100円玉を使って簡単にチェックできます。100円玉を溝に差し込んで「1」の字が見えたら、残り溝が半分以下になった目安です。
〈 まとめ 〉
梅雨の時期の不快指数の解消と軽減、夏季の猛暑・酷暑の準備として、愛車チェックをして機能確認と不安を解消することで、急なご使用でも安全で快適な気持ちで充実したカーライフとドライブを楽しむためにも梅雨に入る前に、愛車の状態を一通りチェックしてみてください。
コーリンオートでは『新しいルールを作れる仲間』を募集中です!!
ワークライフバランス重視!!残業0休日出勤0!!お気軽にご連絡ください。