その他お役立ち情報
浸水・冠水クルマに与える影響とは
年間の平均降水量が一番多い時期は(地域により変動)9月・10月です。
ここ数年でみると年間平均降水量も増加しており、大型台風や集中豪雨などにより川沿いや急傾斜地を含めて冠水路になり被害がでるケースも出ております。
運転中に起こり得る水災害、安全かつ二次災害を防ぐ為には何をすべきなのか解説します。
浸水とは
洪水や大雨などによって、建物などの中に浸水してくることを指します。
冠水とは
洪水などによって、田畑や作物が水をかぶること。
クルマに置き換えると車体の大部分が水に浸かっている状態を指します。
<ここでチェック!!注意すべき点>
①冠水している道路には進入しない
大雨などの時は急激な河川の増水や道路の冠水が起こりやすく冠水した道路は、水深が目視できないため大変危険です。
また台風や大雨などにの情報を確認した場合は市区町村で作成しているハザードマップ危険地域の確認をしてください。
ハザードマップポータルサイト ~身のまわりの災害リスクを調べる~
https://disaportal.gsi.go.jp/
②侵入・被害にあった場合クルマへのダメージは大きい
クルマは水に最も弱く、エンジン内部やマフラーまで水が浸入すると走行が出来なくなります。
また、水深がドア下部にかかると、水圧により内側からドアを開けることが困難になります。
③冠水車にはどんな不具合が発生するのか?
エンジントラブル
最初に水が浸入するのは「マフラー」です。
走行中に水がマフラーに侵入すると、排気ガスを排出出来なくなり、エンジンが止まります。
また、エンジン内部まで水が浸入してしまうと、エンジンの故障に繋がりますので速やかに点検、修理をしてもらいましょう。
臭い
車内に侵入する水は、綺麗な水ではなく、泥などが混ざった汚水です。
この汚い水がフロアやシートなどに染みついて、嫌な臭いを放ちます。
各パーツを交換しても、クリーニングの行き届かない場所はありますので、綺麗な状態にすることは困難です。
サビ
海水に浸かってしまった場合は要注意です。
海水に含まれる塩分は、鉄に付着すると水分(空気中の湿気も)を吸収し続けます。
そのため、サビが進行するスピードは驚異的です。サビの腐食が進むと、各部品に穴を空けてしまい、様々なトラブルを引き起こします。
さらに海水が電気を通す性質を持っているため、電気系のショートによる火災には要注意です。
~中古車購入編~
条件が良すぎる車は何かの問題がありそうです。ちなみに冠水・水没車の表示義務はありません。
基本中古車購入にはクーリングオフ制度はありませんのでご注意ください。
<ここでチェック!!注意すべき点>
サビ・汚れの確認
・エンジンルーム内の各パーツのサビ、見にくいパーツの裏側の汚れ
・カーペットの裏側に砂汚れはないか
・シートベルトの変色(ベルトを最後まで出し変色や茶色の汚れがあるか確認する)。
臭いなど
・車内からカビや泥の臭いはないか
・高温多湿の日はフロントガラスが曇る(車内の水分蒸発により)。
~まとめ~
冠水車を見分けるうえで重要なポイントは「サビやシミ、異臭がないか」をチェックする事です。
そして怪しいと思ったときにはスタッフにスバリ聞いてしまう事です。
もしスタッフがあやふやな返答ならそこでの購入はあきらめましょう。
では?どんな販売店でクルマ選びをして良いのかわからない・・と不安に思われているお客様も多いかと思います。
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